自分についての掘り下げをしよう
転職や就職の際に企業の志望動機が思い浮かばないという方もいるかもしれません。
これは一見よくあることのように思えますが、実は本当の問題は、あなたが本当に興味のあることが分かっていないことです。
あなたが何をしたいのか分かっていれば、興味のある企業しか応募しないはずなのです。
興味がある企業に応募すれば、志望動機は自然と出てきます。
例えば将来は銀行で仕事をしたいと考えていた方がいたとします。
小さな頃にご両親が自営業をしていて、融資で手伝ってくれたのが大手の銀行だったので、その恩返しがしたいと考えていたとします。
こうした想いを持っていると、応募する企業も自然に選ぶことができ、志望動機もすらすらと答えることができます。
つまり、問題は企業についてよく知らないのではなく、自己分析が不十分なことがポイントです。
そのため、志望動機を考える前にまずは自己分析をもう一度行なうことをおすすめします。
自分が何をしたいのかということをしっかりと掘り下げて考えることで、応募する企業が自然と定まり、志望動機も自然に出てくるようになります。
表面的な部分しか見ずに企業に応募すると、志望動機も思いつきません。
それは当たり前のことなのです。
自己分析の方法
では自己分析はどうすれば良いのでしょうか。
これは、自分に問いかけをするということです。
一体自分はどうしたいんだ、これからどんな仕事をしたいんだということを常に考えるようにすると、徐々に答えが見えてくるようになります。
本当に転職や就職が上手くいく方は自分のしたいことがはっきり見えている方なのです。
ですが、多くの方が忙しい時間の中で周りの状況に流されて生きています。
これはある意味仕方がないことでもあります。
ですが、本当に自分の満足のいく企業に入りたいと思ったら、時間を取って自分について考えることが大切なのです。
あっとほーむのスタッフも最初はやりたいことが分からず、志望動機を無理にひねり出そうとしていた方もいます。
ですが、あるときふと気が付き、自分は何をしたいんだろうということを突き詰めて考えるようになってから状況が好転しました。
自己分析は実はとても時間や手間がかかります。
自分について考えるのは負担使っていない脳を使うので疲れます。
ですが、それだけ意味があることでもあります。
ぜひ行なってみてほしいと思います。
表面的な志望動機は見破られる
こうした自分のやりたいことが分からずに志望動機を何とか書き上げても、それは本当に伝わるものにはなりません。
表面的な志望動機は面接官の方もすぐに分かるので、ぜひ自分の今後について考えてみることをおすすめします。